宇宙兄弟 名言 ⑭
今回は、11巻でピコとビンスが回想シーンで言ったセリフを紹介します。
ピコとビンスには幼き頃、もう一人親友がいました。
名前はリック。
将来、リックが管制官になり、
宇宙飛行士になったビンスに指示を送る。
そのビンスはピコの作った宇宙船に乗る。
三人で宇宙を目指す約束をして、毎日「誓いのサイン」を行っていました。
ところが、進路選択の時期に差し掛かった時、
学校の先生からそれぞれの夢を否定されます。
リックは、そんな頭の良い大学へ行ける訳ないと。
ピコは、並みの人間に出来ることじゃないことを、
並みの人間が口にするなと。
ビンスは、いくら成績優秀のお前でも、現実を見ろと。
先生から、「ポットヒル(田舎町)に生まれた時点でそんな夢は無理だ。」
「黙って父親の仕事を継いだらどうだ」
と言われ、落ち込み、迷うピコとビンス。
そして、結果的にピコとビンスの二人は父親の仕事を継ぐことを決めます。
リックにそのことを告げる二人に対してリックは、
「こんなど田舎の街で宇宙に憧れた3人が出会えたんだ。おれはそれだけでも奇跡だと思ってた」
「お前らのこと、兄弟みたいに思ってたんだ・・・。」
「俺は、絶対諦めねえからな」
と言い放って去ります。
二人がリックと話したのはこれが最後でした。
この会話があった数日後、リックは交通事故で亡くなります。
リックの死後、二人は激しくその日のことを後悔します。
そしてピコとビンスは、リックと交わした約束を果たすため、
改めて宇宙へ行くことを誓います。
その時の二人のセリフが名言だなと思いました。
ビンス「迷ってるひまなんてない・・・人生は短いんだ・・・!」
ピコ「テンションの上がらねえことに・・・パワー使ってる場合じゃねえ・・・!」
というセリフです。
私もよく、あのときこうしとけばよかったな~なんて後悔したりすることが多々あるんです。
もしくは、凄く些細なことで迷ったり。些細じゃないことで迷ったり。
で、そんなときにビンスの名言を思い出すんです。
人生短いんだ。いつ死ぬかもわからないんだから、その時やりたいと思ったことをやるべきだと。
人は何かを決断する時に、周りの目を気にしたり、
未来のことを考えたり、今までの経験を振り返ったり、
何かしらの邪魔が入るものです。
そんな時は、本当にやりたいことは何なのか。
本当に目指すもの、大事にしているものは何なのか,
ということを最優先で考えることが重要なんだと感じました。
また、ピコの名言もそうです。
テンションの上がらないことに力を注ぐなんて、無駄としか言いようがないです。
そうはいっても、なかなか、自分のやりたいことを全力で出来ている人間なんて、
およそ全体の数%程度でしょう。
でもだからこそ、その数%に入ることで人生薔薇色になること間違いなしですよ!
そのためには、テンションの上がらないことに時間を割く必要なんてないんじゃないかなあ~。
というわけで、私は仕事中も、将来の夢のことを考えています(笑)
早く叶えてみせる!
人生は短いんだ!テンションの上がることにパワー注ぎ込みまくってやる!!
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました(^^)